暦の上ではもうすぐ夏の終わりが近づいてくる頃なのに、実際の気温はまだまだ真夏並み、という日が続いています。
8月後半は「残暑」と呼ばれる時期で、日中は30度を超える日も珍しくありません。
今日は、体に負担をかけすぎずに涼を取るための工夫を、道具選びと過ごし方の両面から整理してみたいと思います。
残暑がこたえるのは「疲れがたまっているから」
7月からの暑さが体に蓄積し、8月後半になるとエアコンの効いた室内と屋外の温度差で、より疲れを感じやすくなります。
これは気合いや根性で乗り切れる話ではありません。
涼の取り方を仕組みとして整えておくことで、かなり楽になる部分です。
室温は28度前後、除湿を優先する
冷やしすぎは体がだるくなる原因にもなるため、室温は28度前後を目安に、まずは除湿(ドライ)モードを使ってみましょう。
湿度が下がるだけで、体感温度は大きく変わります。
そのうえで暑さが強い日は冷房を26〜27度に設定するなど、段階的に調整するのがちょうどいいでしょう。
涼感グッズは「肌にあてる」「風を送る」「体を冷やす」の3タイプ
ひとくちに涼感グッズといっても、仕組みはさまざまです。
接触冷感の生地で「肌にあてる」タイプ、携帯扇風機など「風を送る」タイプ、保冷剤やネッククーラーのように「体を冷やす」タイプの3つに分けて考えると、自分の生活シーンに合うものを選びやすくなります。
外出時はネッククーラー、室内は接触冷感が使いやすい
屋外での移動が多い日は、繰り返し使えるネッククーラーが手軽です。
数時間ごとに保冷剤を交換できるタイプなら、1日を通して涼しさをキープしやすくなります。
一方、室内で過ごす時間が長い日は、接触冷感のクッションやタオルケットを活用すると、冷房に頼りすぎずに快適さを保てます。
涼感グッズタイプ別比較
それぞれのタイプに向いているシーンをまとめました。
外出用と室内用、両方を1つずつそろえておくと、使い分けがしやすくなります。

こまめな水分補給は「時間」で区切ると続けやすい
喉が渇いてから飲むのではなく、1〜2時間おきなど時間を決めて水分をとる習慣にしておくと、飲み忘れを防ぎやすくなります。
汗を多くかいた日は、水だけでなく麦茶やスポーツドリンクなど、塩分も一緒にとれる飲み物を選ぶといいでしょう。
体調に不安がある場合は、我慢せず早めに涼しい場所へ移動することを優先してください。
残暑対策チェックリスト
「今日は暑くなりそう」という日の朝に、ざっと目を通しておきたい項目をまとめました。

夜の寝苦しさには「タイマー」を活用する
残暑の時期は夜になっても気温が下がりきらず、寝苦しさを感じやすくなります。
冷房をつけっぱなしにするのが不安な場合は、入眠から2〜3時間はつけたままにして、その後切れるようタイマーを設定する方法もあります。
扇風機を首振りにして併用すると、設定温度を上げても涼しさを感じやすくなります。
もうひと踏ん張り、無理のない工夫で乗り切りたい
残暑はあと数週間の辛抱とはいえ、体への負担は決して軽くありません。
道具を上手に使い分けながら、無理のない範囲で涼を取り入れて、季節の変わり目を心地よく過ごしていきましょう。


