台風が過ぎたあとの片づけ手順|安全確認からベランダ・窓・備蓄補充までのチェックリスト

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台風が過ぎたあと、どこから手をつければいい?

台風が通り過ぎた翌朝、ベランダには飛んできた葉っぱやゴミ、窓には養生テープ、玄関先には倒れた植木鉢……。片づけることが多すぎて、何から始めればいいのか迷ってしまうことはないでしょうか。

台風のあとの片づけは、「安全確認 → 被害の記録 → 水まわり・窓まわり → 元に戻す → 次の備え」の順番で進めると、やり直しやケガを防げます。この記事では、台風一過の朝にやっておきたい片づけの手順を、チェックリストと一緒に紹介します。

まずは安全確認。「吹き返しの風」に気をつける

台風の中心が通り過ぎたあとも、しばらくは「吹き返し」と呼ばれる強い風が吹くことがあります。風向きが急に変わるため、雨が止んだからといってすぐに外に出るのは避けたいところです。

  • 気象庁や自治体の警報・注意報が解除されたかを確認する
  • 窓から外を見て、木や電線が大きく揺れていないかを見る
  • 垂れ下がった電線や、倒れた看板・ブロック塀には近づかない(電線は電力会社へ連絡する)
  • 冠水した道路や側溝のまわりは、見た目より深いことがあるので歩かない

片づけは明るい時間帯に始めるのが基本です。暗いなかでの作業は、割れたガラスや釘などを見落としやすくなるからです。

片づける前に、被害をスマホで撮っておく

窓ガラスのひび、雨どいの外れ、外壁の傷など、台風による被害が見つかったら、片づける前に写真を撮っておきましょう。住まいの被害について自治体に相談したり、加入している保険の窓口に問い合わせたりするとき、被害の状況を伝える材料になります。

撮るときは、被害のある部分のアップと、家全体や部屋全体が分かる引きの写真の両方を残しておくと、どこの被害なのかが伝わりやすくなります。日付が分かるよう、そのままスマホのカメラで撮影しておけば十分です。

台風が過ぎたあとの片づけチェックリスト

安全が確認できたら、次のチェックリストの順に進めていきます。上から順番にやれば、1〜2時間ほどで家のまわりがひととおり整います。

台風が過ぎたあとの片づけチェックリスト

ベランダは「排水口」から片づける

ベランダでまず確認したいのが排水口です。落ち葉やゴミが詰まったままだと、次に雨が降ったときに水があふれ、室内に水が入り込む原因になります。落ち葉を手で取り除いたら、バケツ1杯ほどの水を流して、スムーズに流れるかを確かめておくと安心です。

ベランダの床は、ほうきで大きなゴミを集めてから水で流します。割れた植木鉢のかけらやガラス片がある場合は、厚手の軍手をつけて拾いましょう。

窓まわりは「養生テープをその日のうちにはがす」

台風対策で窓に貼った養生テープは、台風が過ぎたらその日のうちにはがすのがおすすめです。日光に当たる時間が長くなるほど粘着剤がガラスに残りやすく、はがしにくくなるためです。もし跡が残ってしまったら、ドライヤーの温風で温めてからゆっくりはがすと取れやすくなります。

あわせて、サッシのレールにたまった泥や砂も取り除いておきます。古い歯ブラシでかき出してから、固く絞った雑巾でふくと、窓の開け閉めが重くなるのを防げます。

海に近い地域は「塩」も流しておく

海に近い地域では、強い風で海水のしぶきが運ばれ、窓ガラスや室外機、車に塩分が付くことがあります。放っておくと白い跡が残ったり、金属部分のサビの原因になったりするので、水で軽く洗い流しておくと安心です。室外機に水をかけるときは、電源まわりに直接かけないよう注意してください。

避難させたものを元に戻すときのポイント

室内に取り込んでいた物干し竿や植木鉢、自転車などを戻すときは、次の台風のことも考えて置き場所を見直すチャンスです。

  • 植木鉢は、風で倒れても落ちない床置きにし、手すりの上には置かない
  • 物干し竿は、次に取り込むときにすぐ外せるよう固定しすぎない
  • 使っていないプランターやカゴは、この機会に処分や室内収納を検討する

ベランダに置くものが少ないほど、次の台風のときの片づけも準備も短時間で済みます。

最後に「次の台風」のための補充をする

台風の前に用意した水や電池、非常食は、使った分をその週のうちに補充しておきましょう。飲料水は、1人1日3リットルを3日分が備蓄の目安とされています。2人暮らしなら2Lのペットボトルで9本ほどです。

停電があった場合は、冷蔵庫の中身も確認しておきます。においや見た目に違和感があるものは、無理に食べずに処分するのが安心です。懐中電灯やモバイルバッテリーの充電も、このタイミングで満タンに戻しておきましょう。

片づけまでが「台風対策」

台風対策というと、事前の準備ばかりに目が向きがちです。でも、通り過ぎたあとの片づけと補充までを一連の流れにしておくと、次の台風が来たときに慌てずに済みます。台風シーズンは10月ごろまで続くので、今回の片づけのついでに、ベランダや備蓄の中身を一度見直してみてください。

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